EnergyColoringセンサの一般的な設置手順をご説明させていただきます。

本手順を参考に現地状況にあわせた作業手順・計画を作成・実施することを原則とします。
施設管理者および安全責任者の合意・指導のもと、安全に十分に配慮し作業いただきますよう重ねて、お願い申し上げます。
最悪の場合、命にかかわる可能性があります。ご不安な方は、お近くの電気工事店へご相談ください。

測定する回路の設置計画を決定

以下2点、設置場所の条件を十分に考慮して、施設管理者および安全責任者の合意・指導のもと、作業者の責任で安全な設置方法を検討・実施ください。

①CT(電流センサ)設置個所

  • 設置個所は、受電設備のトランス二次側電流計の5A線を推奨しております。図中のA1, B1, C1, D1です。
  • A1, B1は、電灯・動力を一つのセンサでカバーできますが、用途別内訳はやや大雑把になります。
  • C1,D1は、電灯と動力を別々のセンサーで測定することになるので、用途別内訳は比較的詳細になります。
  • C2,D2はケーブル系の問題で設置できない可能性もあり、推奨しません。

②コンセントの確保

  • スマートフォンでセンシングするため、USBでの充電が必要です。一般的に動力回路専用キュービクルや分電盤でない限り、サービスコンセントがありますのでそこからUSB充電器を設置し電源を確保してください。
  • 設置場所にない場合は屋内電気室もしくは分電盤であれば、建屋壁面のコンセントに漏電ブレーカーを設置し電源を引き回すことも検討ください。
  • 1週間程度の測定の場合は、大容量モバイルバッテリーで一時的に測定することは可能です。事前に動作確認検証は各自実施し、実際の適用の可否判断をしてください。

クラウドへ回路情報を設定しQRコード入手

EnergyColoringクラウドへログインし、新規回路設定。回路情報を入力し、クラウド連携用QRコードを発行。

ロングターム契約の方は、EnergyColoring営業担当者、もしくは省エネコンサルタント様へご連絡ください。

スマートフォンのアプリにQRコードを読み込ませ、クラウドと正常に連携できることを確認する

3

センサー設置

  1. コンセントより電源配線を確保し、スマートフォンの設置個所を決定。落下防止のため低いところに設置するのが良い。
  2. ①で決めた設置計画にしたが、電流センサを設置する。ハーネスなどの引き回しに注意し、活線部及びブレーカスイッチ部への影響がないように固定する。
  3. スマートフォンアプリで測定を開始する。
  4. クラウド側でデータがアップロードされていることを確認する。実効電流値が大きく違わないことを確認する。
  5. 電源配線、センサー配線、スマートフォンの設置個所を養生する。

設置後すぐに、推定電力値が表示開始

クライアント様のアカウント登録があれば、回路の閲覧権限を追加することで、同時に閲覧可能です。

5

用途別内訳データの更新を待つ

木曜日までに設置された場合は、最短次の月曜日よりクラウドダッシュボードにて確認できる。

更新までに、多くのデータを測定したほうが、より細かな分解粒度で用途別消費電力を把握可能。

6

用途別消費電力の内訳データ更新開始

過去にさかのぼり、CSVでダウンロード可能です。

5

クライアント様向け報告書作成

ダウンロードいただいたCSVデータを用いて図表を作成し、報告書作成開始

EnergyColoringで作業に使用している機器・測定器類の例

以下は株式会社EnergyColoringで使用している設置部材の例です。
以下部材を参考に現地状況にあわせた作業手順・計画を作成・実施することを原則とします。
部材の使用方法に関しては、販売元へご確認ください。

施設管理者および安全責任者の合意・指導のもと、安全に十分に配慮し作業いただきますよう、重ねてお願い申し上げます。
最悪の場合、命にかかわる可能性があります。ご不安な方は、お近くの電気工事店へご相談ください。

「Amazon.co.jpアソシエイト」にて、商品例を引用させていただいております。